2019年 初春 故郷の空は、曇り空だった・・・曇り空は「青空」へ続く助走だ!

時間は連続していて、2018年12月31日23:59分59秒から

2019年1月1日午前0時とは連続した時間でしかないが、この短い時間の変化で新年となり各地で

「新年おめでとうございます」となる。

よく考えると不思議だ。

どこかで区切りをつけで、また新しい時間を迎えたいと思う人間が多いのだろう。

そうだ、「皆様、あけましておめでとうございます」!

私の故郷は日本の南に端にある県の県庁所在地だ。

東京には及びもつかないが、と言ってそう小さな都市でもない。

生活するには十分な都市機能を持ち、人口もある程度のボリュームがある。

その地方都市の中心市街地で「商売」を中心とした「商業」「商人」の街だ。

私自身も卒業後は、この地方都市で商業施設に勤め、生活し、子供を育てた。

現在はこの街の商店街の1つの通り会の事務局にて勤務している。

商業施設ではその施設の業績、いやその一部門の業績を上げる為に

そこで働くメンバーはもとより、

お取引先様をはじめとした多くの方にお世話になっていた。

そして現在は商店街の仕事をこれもまた、多くの方の協力を頂き行っている。

日本では中小零細企業の集まる、所謂「商店街」は危機的な状況だと言われる。

「商店街」は郊外型の大型チェーン店、ネット販売、少子高齢化による社会構造の変化、

事業継承の問題などなど、売るほどある「課題」を抱えている。

これまで「商店街」は単に物を売るだけではなく、地域住民の憩いの場である他に、

伝統的な祭りの継承、イベント、防犯・防災などを提供して、

地域のコミュニティーを形成してきた。

地域の暮らしを支える生活基盤としても役割を果たし、また多種多様なコミュニティー機能の役割を

果たしてきたし、またこれからもその機能を果たし続けるだろう。

2019年の初商で賑わう「商店街」ではるが、その表面上の賑わいの裏にある

「懸命」で「真面目」で「必死」な働きをする「町商人」を私は知っている。

エリアの大イベントを引き受け悩みながらも成果を出した「市井の人」、

小さな商売を何とか続けようと努力する「市井の人」、

自分の仕事をやりながら商店街活動に力を尽くす「市井の人」、

現在の仕事とは別の新しい仕事に奮闘しながら挑戦する「市井の人」、

町商人の懸命でかつ真摯な努力を行政の立場から応援する「市井の人」、

そして何より自分の仕事は当然ながら「町仲間」を応援し、

叱咤激励する「市井のなかま」がいる。

ただ儲けるだけではない、お客様にも、店舗にも、店舗で働く「市井の人」にも。

資本主義の勝ち負けではない、地域の新しい価値(勝ち)を創出するために

いつものように働く名もなき「市井の人」がいる。

評価などは一向に気にしない名もなき「市井の人」がいる。

その存在こそが価値であり、重要なことだ。

そしてそのお手伝いが出来る、私の仕事が「市井の人」の百万文の一でも

お役に立つのであれば、私も「市井の人」の一人として有意義な時間を過ごせるはずだ。

商店街は初商で賑わい、多くの人がそれぞれの「想い」を持って実践している。

私達は今、自由の時代を生きている。

そして「何」を実践するかが、「市井の人」にとって重要であり、そしてまた

私が「何」を実践するかが、重要なのだ。

2019年さー 「町仲間」と共に実践するのだ!

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